浮動小数点演算による評価

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evalf - 浮動小数点演算による評価

	使い方
	evalf(expression)

パラメータ

expression

任意の式

基本情報

説明

•	evalf コマンドは、定数 (, , など) および数学関数 (exp, ln, sin, arctan, cosh, GAMMA, erf など) を含む式 (または部分式) を数値的に評価します。

定数のリストの詳細は、Initially Known Names を参照してください。数学関数のリストの詳細は、Initially Known Mathematical Functions を参照してください。

出力

•	evalf コマンドは、浮動小数または複素浮動小数または式を返します。

例

Pi;

(1)

>	evalf(Pi);

(2)

>	evalf(cos(1) + sin(1)*I);

(3)

>	evalf(3/4x^2+1/3x-sqrt(2));

(4)

evalf コマンドは、複雑な数学関数を評価します。

>	f:=int(exp(x^3),x=0..1);

f := int(exp(x^3), x = 0 .. 1)

(5)

evalf(f);

(6)

>	g:=Sum(1/sqrt(x),x=1..1000);

g := Sum(1/x^(1/2), x = 1 .. 1000)

(7)

evalf(g);

(8)

有効桁数は evalf コマンドによって制限できます。

>	evalf[3](Pi);

(9)

>	evalf[15](Pi);

(10)

詳細

以下に示す情報

•	全パラメータの詳しい説明

•	計算の数値精度の制御

•	ユーザ定義定数および関数の特殊評価

の詳細は、evalf/details を参照してください。

	関連項目
	Digits - Digits 環境変数 float - 浮動小数点数およびそれらのコンストラクタ fsolve - 浮動小数点数計算を用いて解く Initially Known Mathematical Functions - 数学関数のリスト Initially Known Names -数学定数およびその他の名前のリスト Numeric Computation in Maple - 数値計算の概要